ストレスとは  ( 2004/11/15 )

ストレスとは何らかの刺激で生体におきた反応のことで人間はストレスなしでは生きていけません。これは密室に数日間ヒトを閉じ込めた実験でわかっています。ですからストレスと一口に言っても良いストレスと悪いストレスがあるのです。大リーグで活躍中のイチローは記録を目指すことで自分にストレスを与え、動機付けをしているそうです。記録への挑戦こそがプロ選手としての醍醐味で、あと何本というプレッシャーもある意味楽しみの一つとなっているのかもしれません。

睡眠不足、アルコール、過緊張などは過度のストレスであり有害と思われます。逆に良いストレスは気持が良い。気持が良いとα波が出る、従って体に良いということになります。
ストレスの種類には以下のものがあります。
1.物理的(騒音、暑さ寒さなど)
2.化学的(たばこ、酒、化学物質など)
3.生物的(花粉、細菌、ウィルスなど)
4.心理的(上司、同僚、姑など)
5.社会的(仕事上の責任、家庭内問題など)

気温などはヒトが本来もつ恒常性維持で対処できますがストレスが重なると対応は無理かもしれません。そこで悪いストレス状態のチェックをして見ましょう。
□怒りっぽく腹が立つことが多い
□においに敏感である
□眠れないことがある
□胃腸の調子が悪い
□首や背中がこっている
□人間関係でギクシャクしている
□楽しいことが少ないと感じる
□体に力が入っている
□感動しなくなった
□便秘と下痢を繰り返す
□疲れ易い
これらのことがあったら悪いストレスがあると考えられ、何らかの対処が必要かと思われます。