働き盛りを襲う病気  ( 2004/12/28 )

皆さんは毎日元気にご活躍されていらっしゃると思いますが、その一方で、高血圧、糖尿病、高脂血症などを健康診断で指摘されて居られるかたやすでに脳梗塞発作を起されている方もいらっしゃるかもしれません。
働き盛り世代を襲う代表的な疾患として、よく知られているものに「心臓病」「がん」「脳卒中」「うつ」が挙げられます。 
突然倒れてすべてを失う心臓病の中心となるのは心筋梗塞です。これは心臓を栄養している血管が動脈硬化で詰まって心臓の筋肉が腐って(壊死と言います)に陥り、時に心臓が停止してしまうものです。
がんは医学の進歩もあり早期で発見されれば再発も無く治癒可能ですが、末期の場合にはもってあと6ヶ月などと死期を宣告されのこり時間の計算を迫られるることもしばしばです。
脳卒中は比較的若年の方にも発症する病気で、運良く死を逃れた場合でも脳の一部が障害されることで手足の麻痺などの障害と生涯付き合うことになることも少なくありません。
うつは働き盛りの壮年を襲う病気で非常に一般的な病気としてよく認識されています。灰色の長いトンネルに入ると表現されることもあります。